2010/09/20 (Mon) ＜ヤクルト＞来季の監督は小川代行 契約は２年

＜ヤクルト＞来季の監督は小川代行　契約は２年
　ヤクルトは２０日、来季の監督に小川淳司監督代行（５３）が就任すると発表した。契約は２年。コーチ人事は後日発表する。

　神宮の室内球技場で会見した小川代行は「自分でいいのかなという思いはあった。勝てるように最大限努力したい。（２年契約だが）来年１年の勝負のつもりでやる。目標は優勝」と語った。

　小川代行は、成績不振で休養した高田繁監督の後を受け、５月２７日から代行としてチームを率い、５０勝３１敗３分け（１９日現在）と勝率６割以上の好成績を残している。最大１９あった借金を返済し、最下位に沈んでいたチームをクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出争いができるまでに立て直した。

　２０日に東京都内の球団事務所で会見した鈴木正球団社長は「実績を高く評価した。選手、コーチの力を引き出して一つになって戦った」と説明。小川代行の監督就任を望むファンの声が、球団に多く寄せられたことも考慮したという。

　小川代行は千葉県出身。千葉・習志野高で夏の甲子園の優勝投手となり、中大、河合楽器を経て８２年にドラフト４位でヤクルト入団。９２年に日本ハムに移籍し、同年限りで引退した。９９年から０７年までヤクルトの２軍監督を務め、０８年にヘッドコーチに就任した。【立松敏幸】

　◇手腕と実績、決め手に

　ヤクルトの次期監督には、これまで知名度の高い荒木大輔投手コーチ（４６）が最有力だった。それが一転して、小川監督代行の就任が決まった。投手コーチ経験のみの荒木コーチより、どん底のチームを立て直した小川代行の手腕と実績が決め手となった。

　小川代行は、青木を１番、新外国人のホワイトセルを４番に固定して打線の軸を作るとともに、攻撃力を高めるため、内野手の畠山をベテランの福地に代わって左翼で使う大胆さも見せた。その結果、チームは８月に８年ぶりの１０連勝を記録するなど白星を重ね、８月２４日に勝率５割復帰。プロ野球史上３チーム目という借金１９からの完済を果たした。

　成績のＶ字回復につれて、週刊誌で小川代行の特集が組まれるなど世間の注目が集まった。監督就任を望むファンの声も高まり、ヤクルト本社の意向も「小川派」が多数を占めた。こうした流れを受け、鈴木球団社長は１９日の試合後、正式に監督就任を要請した。

　小川代行の特徴は、起用の理由を選手本人に説明するなど対話を重視すること。畠山は「いいときも悪いときも必ず翌日に一言二言、声を掛けてくれる。それがいい結果につながっている」と話す。青木や畠山らを育てた９年間の２軍監督時代の経験を生かし、選手の力を引き出した。

　小川代行は監督就任にあたり、「今までと同じようにできるかどうか」と不安も口にするが、「やってやろうという気持ちがある」と話す。晴れて代行の２文字が取れる来季は、真価が問われるシーズンになる。【立松敏幸】
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/yakult_swallows/

もし、あなたが人に信頼されたいならば、それはまず、
あなたがその人を信用しなければ叶えられない。。
と私は思っています。何だかんだいっても結局人間は他の人間の
おかげで生きてるんですよ、誰だって、どんな偉い人間だってそうです。

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