2010/08/11 (Wed) 湘南発祥「ビーサン飛ばし」、はだしで遊べる砂浜への願い込め

湘南発祥「ビーサン飛ばし」、はだしで遊べる砂浜への願い込め
　ビーチサンダルを履いた足を振り抜き、その飛んだ距離を競う「ビーサン飛ばし」。砂浜で開催されるイベントとして、最近よく見掛けるようになった。実は、茅ケ崎はその発祥の地。「ビーサン跳ばし世界選手権」を企画・運営するビーサン協会の岩井信之会長（38）＝茅ケ崎市東海岸南在住＝が仕掛け人の一人だ。ビーサン飛ばしを盛んにする背景には、「子どもたちがはだしで遊べる砂浜をいつまでも残したい」という願いが込められている。

　　　　　◇　◆

　茅ケ崎の砂浜をはだしで駆け回る子どもたち。だが以前は「割れた瓶が至る所に落ちていたり…。本当に危険だった」。岩井会長は振り返る。

　ごみが散乱する砂浜の現状を憂えた地元ミュージシャンが、拾ったごみを入場券にするコンサートを考案。「きれいになった海岸で、みんなが楽しめる遊びはないか」。冬でもビーサンを履いている茅ケ崎市民がビーサン飛ばしを思い付くのに、時間はかからなかった。

　　　　　◇　◆

　ビーサン飛ばしには、遊び心いっぱいの公式ルールがある。協会はコートを縦35メートル、横５メートルと設定。もしメジャーがないときは、ビーサンを利用するよう推奨している。

　長さ25センチを１ビーサンとし、縦１４０ビーサン、横20ビーサンでコートの出来上がりだ。また高さ６ビーサン（１５０センチ）の位置からビーサンを落とし、真下から１ビーサン（25センチ）以上それるほど風が吹いている場合、参考記録となる。審判は赤色と白色のビーサンを持ち、ファウルや違反があった際は赤色のビーサンを上げる。

　「競技を重ねる中で、徐々に出来上がったもの」と岩井会長。企業や行政からの問い合わせが増え、公式ルールとしてまとめた。

　ユニークなルールの中でも、茅ケ崎市民の願いが込められた、絶対に譲れないものがある。それは「コートをつくる前に、参加者全員でビーチクリーンを行う」こと。「『海岸をきれいにしよう』が出発点。海岸清掃をしないと、ビーサン飛ばしとは言えない」。岩井会長は言葉に力を込める。

　　　　　◇　◆

　１９８９年に茅ケ崎で誕生した海の遊びは、いまや全国各地で開催されるまでになった。全国には、昔の茅ケ崎のような危険な砂浜がまだ少なくない。「ビーサン飛ばしのためにごみを拾おうと思えば、気軽に海岸清掃に参加できるはず。『たかがビーサン飛ばし、されどビーサン飛ばし』です」と岩井会長。いつかどの海岸でも、子どもたちがはだしで駆け回ることができる日を夢見ている。

　最後に…。ビーサンを遠くに飛ばすこつを聞いた。無欲で、ウケを狙わず、うっぷんを晴らすかのように足を振り抜く―だそうだ。「ただあまりうっぷんをためすぎると、後ろに飛んでしまいますよ」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/leisure/

「哀哀たる父母、我を生みて苦労す」ということばがあります。
哀しくも労しい父母は、私を生み育てるのみ大変な苦労を重ねられた。
子が親の死を悼み、その恩に報いる事ができなかった事を嘆くことです。
いやーこれは本当ですよ、、、。親を大切にしましょうｂ


PICKUP
身近な税理士を探す[東京都 新宿区]

税理士事務所を利用する可能性

見つかる？ペットが行方不明

山紫水明（さんしすいめい）

税理士選びのポイント【静岡】

映画DVD「第9地区」

東京メトロ丸ノ内線池袋駅

プロの任せる結婚活動

クリニックで受けるレーシック

アラフォーの婚活