2010/06/30 (Wed) 口蹄疫 首相「阻止に全力」 宮崎県、非常事態の解除検討

口蹄疫　首相「阻止に全力」　宮崎県、非常事態の解除検討
　宮崎県の口蹄（こうてい）疫問題で２９日、官邸で対策本部が開かれ、菅直人首相は「最後の拡大阻止に向け全力を尽くしてほしい」と述べ、最後まで緊張感を持って封じ込め対策を進めるよう閣僚らに呼び掛けた。一方、宮崎県はイベントの自粛などを呼びかけた「非常事態宣言」の段階的な解除の検討を始めた。早ければ一両日中にも一部地域で解除する方針。

　菅首相は「この１０日間新たな発生がないのは良い兆候だが、気を緩めることなくワクチン接種家畜の処分に臨んでいただきたい」と強調した。農林水産省によると、２９日朝の段階で、残りの殺処分対象はワクチン接種を受けた家畜約８７００頭。感染疑い例を含むすべての殺処分対象計約２７万６千頭の約９７％を終えたことになる。

　３０日にも残りの殺処分と埋却がすべて終了する見通しで、１８日を最後に新たな発生は確認されていない。宮崎県はこれらの状況を踏まえ、非常事態宣言の段階的な解除が可能と判断した。５月１８日の宣言からイベントの中止が相次ぎ、公共施設が閉鎖されるなど県民生活への影響が大きいことを考慮した。

　東国原英夫知事は２９日、県庁内で記者団に「気が緩むのが怖いが、できるだけ早く解除できるようにしたい」と述べた。ただ、山田正彦農水相は会見で「まだいつ飛び火するか分からない。非常に不安を感じている」と警戒感を示し、宣言解除に関しても「まだそんな段階ではない」と述べ、時期尚早との認識を示している。

　宮崎県の東国原英夫知事は２９日、ワクチン接種に同意していない高鍋町の畜産業者に対し、口蹄疫対策特別措置法に基づく殺処分の勧告を出した。この畜産業者は民間では、県内で唯一種牛を飼育している。ワクチンを接種すると、その牛は将来的に殺処分される。

【関連：口蹄疫】
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http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/foot_and_mouth_disease/

人間のすることですから事故はつきものですが、気をつけないといけませんね。。
しかも失敗が許されないほどの規模のものとなるとなおさらですね〜。

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