2010/06/26 (Sat) 模擬投票 参院選で神奈川県の県立高校 参加意識向上狙い

模擬投票　参院選で神奈川県の県立高校　参加意識向上狙い
　神奈川県教育委員会は参院選の模擬投票をすべての県立高校で実施する。計１４４校の生徒約３万１２００人が「有権者」となり、実際の立候補者名・政党名を用紙に記入し、投票してもらう。公職選挙法は人気投票の公表を禁じているため、外部には開票結果を明らかにしないが、生徒から「将来の投票率アップにつながるのでは」と意欲的な声が上がっている。

　積極的な社会参加を促す「シチズンシップ教育」の一環で、県教委によると、全国初の取り組み。県教委は０７〜０９年度、同教育の実践研究校として県立８〜１１校を指定し、模擬投票や模擬裁判を試みた。「高校卒業までに政治や司法への参加意識を高める必要性がある」という松沢成文知事の方針で、今年度から全校に拡大した。

　今回の模擬投票は参院選の投票日（７月１１日）でなく、各校が公民科や総合学習の時間などに実施。７月１１日から３０日以上経過してから開票する。

　実践研究校だった県立深沢高（鎌倉市、生徒５９３人）は７月９日、１年の現代社会や２〜３年の総合学習などの時間に実施する。０７年７月の参院選の時も模擬投票を行ったが、別の行事と重なって投票率が５３・８％と低迷。今回は期日前投票も７月６〜８日に設けるという。

　投票前は政党政治や選挙制度について２〜３時間学んでもらい、各政党の公約や政策もワークシートにまとめてもらう。模擬投票と実際の投票結果の比較もする。政権交代などで生徒の政治への関心は高まっているといい、３年の最所祐樹さん（１７）は「（将来的に）低い投票率を少しでも改善できるのでは」、２年の吉田護さん（１６）は「本番前に選挙のことを知っておきたい」と話している。【木村健二】
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/

今日は私の地域では雨が降っています。
じめじめしていい気分ではありませんが、それでも雨は必要です。
物事には全ていい面と悪い面があります。人間にもです。
だから、人の悪いところを見てもすぐには嫌いにならないであげてくださいね。

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